2015年7月29日水曜日

「子供らしさ」

「子供らしさ」ということについて少し考えてみました。

寒さのピークを越えた感じで、今後は少しずつ暖かくなるであろうゴールドコーストからリッキーがレポートします。

 先週、私の家内の友人が小学校4年生と1年生の姉妹を連れて我が家に遊びに来ました。ちょうど日本は子供たちが夏休みに入ったところで、40℃近い日本の猛暑から比べるとゴールドコーストはちょうど良い避暑地のようです。ただ、先週はこの時期のゴールドコーストには珍しく雨がちな一週間で、マウント・タンボリンにウォーキングに行っても雨、サーファーズの景色を見に行っても雨、と散々でした。そのため、何度か昼間からお酒を飲んでいい気分になってしまったことも(^_^;)。レストランで出来上がっているオージーと何ら変わりありません()

 そんな悪天候が続くなか、たまたま雨に降られなかった日に、カランビンにコアラ&カンガルーとの触れ合いを体験しにいきました。これまでゴールドコーストに来た友人の子供たちは100%夢中になって楽しんでいたので、もちろんこの子供たちも楽しんでくれるだろうと思ったのですが・・・。

何と!コアラを抱っこして写真をとる時は、「絶対ママが抱っこしてね!私はイヤだからね!」と必死に懇願し、コアラが近づくとギャーッっと叫んで係員に「Be quiet !」とたしなめられる始末。カンガルーの餌やりの時も、腰が引けてカンガルーの口元まで餌を持った手を出せず、挙句の果てには餌を放り投げてしまいました。皆が「大丈夫だから」と言っても、実際に餌をカンガルーにやって見せても、なかなか自分では出来ず、30分以上たってから小学校4年生のお姉ちゃんがやっと1回餌やりに成功。その後も、「私がやったんだからあなたもやりなさいよ!」と妹に言うのですが、結局妹は一度も餌やりが出来ず、餌やりがまるで罰ゲームのような状況でした。

 横では、オージーの、まだ小学生になってもいないような子供たちが、カンガルーに普通に餌をやり、頭を撫で、追いかけ、場合によっては兄弟でカンガルーの餌を取り合っていたというのに・・・。

 どうしてだろう?と自分なりに考えてみたのですが、日本の都会に住む子供たちは日常生活において生物と触れ合う機会が少ないため、もしかすると動物との触れ合いの際にこのような反応を示す子供が多いのかもしれません。

オーストラリアにはどこにでも、トカゲやヘビ、カメ、鳥、ポッサムなど様々な生物がいます。子供たちは日常的に、それらの生物に餌やりなどをして育ちます。日本の子供たちと同様、コンピュータを使ったりゲームをする子供たちも多いですが、それだけに偏るのではなく、外で自然と触れ合うことも当たり前です。個人的には、子供たちには何にでも興味を持って、いろんな経験をして、自分自身の中に「子供らしさ」を育てて欲しいなあ、と思っています。その「子供らしさ」が大人になっても残っている人が、私にとっては「素敵な大人」だと思っているからです。

もし、今回の子供たちがまたオーストラリアに来ることがあるなら、今度こそ勇気を出してワニやヘビの抱っこに挑戦して欲しいなぁ()

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